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世界文化遺産(三内丸山遺跡)の縄文地層からの採取した、マルチな酵母”三内丸山ユメカモス”の基礎研究にご協力をお願いします
- 2021年、世界文化遺産に登録された「北海道・北東北縄文遺跡群」。
その中心的な遺跡である「三内丸山遺跡」の地層から、夢のような可能性を秘めた酵母「三内丸山ユメカモス」が発見されました!
この酵母は、お酒やパン、珈琲豆の加工などさまざまなものに活用できる大変珍しいマルチタイプの酵母であり、そのポテンシャルは未知数です。
そこで私たちは、青森県の未来の特産品となる可能性を秘めた「三内丸山ユメカモス」の研究を進めるため、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
このプロジェクトで集まった資金は、さらなる研究費用、そして「三内丸山ユメカモス」を使った商品開発費用に充てられます。
また、この酵母を使用して作られたさまざまな商品の売上の一部は、「北海道・北東北縄文遺跡群」の保全活動に役立てられています。
みなさまのあたたかいご支援を心よりお待ちしております。 -
約5000年前の縄文地層から発見された酵母
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- 2021年7月に世界文化遺産登録された「北海道・北東北縄文遺跡群」において、中心的な遺跡である三内丸山遺跡。
日本人なら誰しも耳にしたことがある縄文文化は、近年”縄文文明”と言われるほど、高度な精神性や芸術性が認知され、日本のみならず欧州でも関心が高まっています。
縄文を象徴する遺跡である三内丸山の敷地内から、2020年9月17日の遺跡調査で約5000年前の縄文地層から採取・分離した酵母が”三内丸山ユメカモス”です。
世界文化遺産敷地内の縄文地層から酵母が発見されたことは、世界的にも類をみないほど、大変珍しく貴重なことなのです。 -
各種メディアにも取り上げていただきました。
- 三内丸山ユメカモス酵母について、2022年にABA青森朝日放送、2021年に東奥日報社にて取り上げていただきました。
当時の動画・記事がございますのでぜひ下記よりご覧ください!! -
組み合わせは無限大!? マルチなポテンシャルをもつ酵母
- 同種の酵母でも、製造する商品ごとに株を変えるのが一般的です。
しかし、この「三内丸山ユメカモス」は一味違います。
良質なワイン、シードル(アップルブランデー)などの酒類やパン、菓子類、また最近ではコーヒー豆の加工にも適応するなど、使用可能な材料が幅広く、非常にまれな酵母であることが判ってきました。 -
2024年度、2025年度「SAKURA AWARDS」において、2年連続金賞を受賞!
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- 三内丸山ユメカモスを使用した製品で、シェリー樽で寝かせた芳醇なコクと香りが楽しめる「縄文の奇跡(赤)2023」は、2025年度の「SAKURA AWARDS」に於いて、2年連続金賞を受賞いたしました。
「SAKURA AWARDS」とは、日本の女性が審査するアジア最大の国際的なワインコンペティションです。
※つがるワイナリー醸造(旧 WANOワイナリー:青森県鶴田市)
現在、2025年度金賞を受賞した「縄文の奇跡(赤)2023」は、つがるワイナリーのネットショップからもご購入できます。 -
~三内丸山ユメカモスの新たな可能性を求めて~
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- そんなマルチな酵母 三内丸山ユメカモスは、私たちが発見できていない使い道・ポテンシャルが眠っている可能性があるのです。
そこで研究チームの協力のもと、”未発見の使い道・ポテンシャル”を追求する様々な研究に取り組んでおります。
例えば、DNA塩基配列の解析の結果、三内丸山ユメカモスは酒類やパンの製造に使用されている「サッカロマイセス・セレビシエ」と同種の酵母であることが判明しています。
しかしながら、一言でサッカロマイセス・セレビシエと言っても清酒醸造に向いているもの、ワイン醸造に向いているもの、パン作りに向いているものなど、多様な個性があり、三内丸山ユメカモスがどのタイプに属するのか明らかになっていません。
この酵母のポテンシャルを追求するためには、ゲノムを解析し酵母の特徴を解明する必要があります。そのためには、ゲノム全体の塩基配列情報の取得、そして、取得した塩基配列情報を利用したアセンブリ解析や構造変異解析、系統解析などが必須です。
「三内丸山ユメカモスをもっと多くの人に知ってもらいたい」
「食卓に縄文ロマンあふれる品を数多く提供していきたい」
「青森県産食材と三内丸山ユメカモスで特産品を生み出し地域活性に繋げたい」
そのような想いから、三内丸山ユメカモスのさらなる研究を進めるために、クラウドファンディングを募り、みなさまのお力を借りることにいたしました。 -
ポテンシャルだけじゃない!三内丸山ユメカモスを使うことの社会的意義
- 色々な食材と組み合わせることが可能な酵母。
賞を獲得できる商品を生み出す力のある酵母。
これを広めることは、実は大きな社会的意義もございます。
三内丸山ユメカモスを使用した商品の売上の一部は三内丸山遺跡をはじめとする世界文化遺産の保全活動に寄附できる仕組みになっています。
そのため、みなさまが三内丸山ユメカモスを使用した商品を手に取って頂くと、ご自身も”世界文化遺産の遺跡保全”という社会貢献をされたことになります。
★すでに商品化されている製品は、「Jomon有用微生物プロジェクト」HP上で紹介しております! -
資金の使い道
- みなさまからご支援いただいた資金は
1.平和で調和に満ちた縄文文化を”食”という観点から未来に残したい
2.ユメカモスを使用した新たな特産品を生み出したい
という想いを実現すべく、三内丸山ユメカモスの解析・研究費用に使用させていただきます。
●資金用途
・酵母 三内丸山ユメカモスのさらなる研究費用(アセンブリ解析などの詳細なデータ分析)
※三内丸山ユメカモスを使った商品開発が実を結んだ際、現行品同様その売上の一部は、遺跡保全費用として寄附されます。 -
三内丸山ユメカモスを使った製品をお楽しみください
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縄文クッキー
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- 米粉とどんぐりを材料に、三内丸山ユメカモスが自然でやさしい甘みを引出したお菓子です。
”本当に米粉のクッキー?”とビックリするくらい、しっとり感があります!
●提供会社(アクアオーラさま)からのメッセージ
ご家族で縄文クッキーで食べながら、平和で調和のとれた生活をしていた縄文の記憶に想いを馳せてみませんか? -
パン
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- ※パンは上記写真の中から1つお送りします
外はほどよい硬さ、中はしっとりとした老若男女が楽しめるカンパーニュ系の一品。
●提供会社(パンの木さま、ひまわりベーカリーさま)からのメッセージ
パンの木さま:
しっとり感が長持ちするのが特徴のパンです。
出来たてより2,3日置くとさらにおいしくいただけます。
ひまわりベーカリーさま:
小麦の香りを引き立て、優しい甘みを醸し出してくれてます。
練り込んだドライフルーツは、驚くほど美味しさが増すんです! -
珈琲豆
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- 味と香りを決定付けると言っても過言でない発酵処理に三内丸山ユメカモスを用いて焙煎した珈琲豆。
華やかな香りとコクのある旨味が特徴。ドリップ後の残渣は芳香剤としても活用いただけます。
●提供会社(SUSA珈琲さま)からのメッセージ
「SUSA珈琲」は、三内丸山ユメカモス酵母を使って発酵させた特別なコーヒーです。
無農薬・無化学肥料のコーヒー豆を使用し、酵母で発酵させた後、天日干しして焙煎しています。
酵母の力で生産国の風味を残しつつ、日本らしい繊細な味わいを楽しめます。
ぜひ一度お試しください。
また、三内丸山ユメカモス酵母を使った米粉パン「つくよみパン」を京都で提供しています。
京都にお越しの際は「つくよみパン」もぜひ味わってみてください🌕
愛情たっぷり、酵母たっぷりでご提供させていただきます🙏✨
つくよみパン 川西和大 -
私たちについて
- 私たちは青い森工房は、青森県産の旬の食材を使用したドッグフードと、人と犬猫が分かち合える商品を製造販売しています。
愛犬愛猫の健康を願い、私たちが自信を持っておすすめできるフードをめざし、十数年来研究と知見を重ね、今日まで至りました。
そんな願いの背景として、青森にある縄文遺跡が影響しています。
縄文遺跡からは、人だけでなく犬のお墓も発見されています。
しかも中には骨折の治癒痕がある老犬のものもありました。
丁寧に埋葬されていたことから、当時の人たちも現代人と同じように、犬を家族のように大切に思っていたことが伺えます。
人と同じ旬の食べものを分かち合い、深い愛情をもって暮らしていたことでしょう。
私たちは、こうした縄文人(私たちの祖先)たちのように、「自然に寄り添い調和のなかで生きる」そんな生活を思い出すような商品作りを目指しています。 -
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沿革
- 平成19年3月 東京都江戸川区で創業
平成20年4月 ペットフード事業準備のため、研究を開始
平成21年6月 青森県産食材の調査を実施
平成23年5月 ペットフード事業部設置
平成27年2月 ペットフード製造販売開始
令和3年8月 青森市に移転
同年9月 三内丸山遺跡にて三内丸山ユメカモスを採取
令和7年 三内丸山ユメカモスのさらなる活用を模索し、研究中